遠視のレーシック手術

レーシックの対象(たいしょう)となる遠視(えんし)の人は(ひとは)意外と(いがいと)多い(おおい)ものです。遠視(えんし)になう原因(げんいん)はいろいろあります。人間(にんげん)は生まれ(うまれ)た時(とき)、差(さ)はありますが誰(だれ)でも遠視(えんし)なのです。これは、生まれて(うまれて)すぐの赤ちゃん(あかちゃん)は眼球(がんきゅう)が小さく(ちいさく)て眼(め)軸(じく)が短い(みじかい)ためなのです。普通(ふつう)は発育(はついく)していくにつれ眼(め)軸(じく)・レンズの屈折(くっせつ)力(りょく)が正常(せいじょう)になっていきます。しかし、中(なか)には強い(つよい)遠視(えんし)が残っ(のこっ)てしまう幼児(ようじ)も居(い)て、弱視(じゃくし)や内(ない)斜視(しゃし)の原因(げんいん)となってしまいます。このような場合(ばあい)、調節(ちょうせつ)性(せい)内(ない)斜視(しゃし)の治療(ちりょう)として遠視(えんし)レーシックの効果(こうか)が出る(でる)場合(ばあい)があります。ただ、残念(ざんねん)な事(こと)ですが幼児(ようじ)にはレーシックの施術(しじゅつ)を行う(おこなう)ことは出来(でき)ません。大人(おとな)になってからも内(ない)斜視(しゃし)が残って(のこって)いて、コンタクトレンズで改善(かいぜん)する人は(ひとは)レーシックを考慮(こうりょ)することが出来(でき)ます。軽め(かるめ)の遠視(えんし)の場合(ばあい)でも調節力(ちょうせつりょく)がおおきな若い(わかい)世代(せだい)では視力(しりょく)が悪く(わるく)なることはありません。ところが、調節力(ちょうせつりょく)が減退(げんたい)していく40代後半(だいこうはん)になっても遠視(えんし)がのこっていると、近く(ちかく)のピントを合わせる(あわせる)ことが出来(でき)なくなり、老眼(ろうがん)を自覚(じかく)するようになります。完全(かんぜん)に調節力(ちょうせつりょく)が無くなる(なくなる)と、近く(ちかく)だけではなく遠く(とおく)を見る(みる)視力(しりょく)も低下(ていか)してきます。こういった場合(ばあい)、遠視(えんし)レーシックの良い(よい)対象(たいしょう)になります。若い(わかい)頃(ころ)は力(ちから)が良い(よい)のが自慢(じまん)だったけど、周り(まわり)よりも早く(はやく)手元(てもと)の眼鏡(めがね)を必要(ひつよう)とした思え(おもえ)ば、50才(さい)を過ぎ(すぎ)たあたりから遠く(とおく)の物(もの)が見え(みえ)にくくなり、現在(げんざい)は遠く(とおく)を見る(みる)のも近く(ちかく)を見る(みる)のも眼鏡(めがね)のお世話(おせわ)になっているという方(ほう)で、「眼鏡(めがね)のレンズが分厚い(ぶあつい)ので疲れる(つかれる)」または「仕事上(しごとじょう)なるべく眼鏡(めがね)をはずしたい」と思わ(とおもわ)れるのなら、遠視(えんし)レーシックを是非(ぜひ)検討(けんとう)してみてください。

遠視

レーシックの対象となる遠視の人は意外と多いものです。

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